汗と臭いのお悩み解決ブログ

手汗や脇汗ですごく苦労してきた筆者の体験をもとに、効果があった対策方法などを紹介していきます。


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人より汗の量が多い気がするけど・・・これって病気?(多汗症について)

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え~まず最初に言っておきますが、汗をかくという作用はまったく健康的で、身体にとって有益な反応なんです。

人は汗をかくことにより、体温を下げたり、体内の毒素を排出したり、塩分濃度を維持したりします。

なので、汗について基本的にあまり心配し過ぎる必要はありません。

 

とはいえ、このブログをご覧になっている方はおそらく、周りの人に比べて汗の量が多く、心配になっている方たちだと思います。

なので、汗の量が多い場合に考えられる病気と、その見分け方を紹介していきたいと思います。

 

 

多汗症

汗の量が多い時に最初に疑うのは「多汗症」ではないかと思います。

誰でも、暑いときや運動をしたときには汗をかきますし、精神的緊張によって汗をかくこともあります。

しかし、日常生活に支障がでるほど汗が出るのは、多汗症かもしれません。

 

ただ、汗かきと多汗症の線引きは難しいらしいです。

誰でも汗をかいてしまうような状況(運動をする、気温が暑い、緊張状態など)で、人と比べて多く汗が出るのは「汗かき」の範疇です。

これは肥満体質であったり、日ごろから運動していて汗腺が鍛えられている人などに多くみられます。

一方で、普通であれば汗をかかないような状況(涼しいリラックスした状態など)でも多く汗が出るのは「多汗症」である可能性が高いようです。

 

多汗症の見分け方

以下に記載してある6項目のうち2項目が該当し、さらに「過剰な発汗が6カ月以上続いている」​という方は多汗症と判断されるそうです。

日本皮膚科学会ガイドライン参照)

  1. 初の症状が25歳以下である
  2. 両側「対称性」の汗がでる
  3. 睡眠中は発汗が止まる
  4. 週に1回以上多汗のエピソードがある
  5. 家族血縁者に多汗症の人がいる
  6. 汗のせいで日常生活に支障が出る

 

 

多汗症の種類

多汗症には大きく分けて2つの種類があるそうです。

汗の出方によって区別されるらしく、それぞれ「全身多汗症」と「局部多汗症」というそうです。

 

「全身多汗症」は読んで字のごとく全身に多量の汗をかくものです。

遺伝からくるものとも言われたり、「​自律神経失調症​」「​更年期障害​​」「糖尿病​」「バセドウ病​​​」などが原因とも言われますが、はっきりとした原因は解明されていないようです。

 

それに対して、「局部多汗症」は体の特定の場所に集中して汗をかくものです。

汗をかく場所は一ヵ所のみというわけではなく、手の平、脇の下など数か所に及ぶことが多いようです。

汗をかきやすい場所は、汗腺が多い「顔」、「脇の下」、「手の平」、「足の裏」などです。

 

 

 多汗症の原因

現在、多汗症の多くは精神的ストレスが原因とされています。

例えば、人前で汗をかいて恥ずかしい思いをしたりすると、このことがキッカケになって、また前と同じように汗をかいて周りの人から変に思われるのではないかと不安を感じるようになりますよね。

このようなトラウマが原因で多汗症の症状が形成されてしまうことが多いようです。

また、ストレスや緊張、不安を感じると交感神経が優位になって汗腺の働きを活発にするため、交感神経が敏感な方ほど多汗症にかかりやすいとも言われています。

 

 

 まとめ

今回は汗の量が多い場合に考えられる病気の「多汗症」について紹介しました。

他の病気についても別の記事で紹介していきます。

また、局部多汗症については部位ごとに対処方法をご紹介していきたいと思います。

 

それではまたお会いしましょう。

 

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 ありがとうございました。